大きめの独り言

わたしの脳みそのはしっこです

良い週末だった

緊急事態宣言が実施されている中で怒られそうな話ではあるが楽しい週末だった。土曜日は学生時代からの友人の家で昼間から焼肉をごちそうになり、日曜も真昼間から私の部屋でメキシコ料理を食べながら友人とダラダラと飲んでいた。

 

なぜこうなったかといえば、今月末に自分が京都から東京に引っ越すことが決まったからだ。私は現在京都に住んでいる。京都に住みたいという理由だけで今の会社に中途入社し二年が過ぎた。二年前に京都に来た時は一生京都で暮らそうかと思っていた。

 

でもそう上手くはいかないのが人生だ。自分のキャリアと京都に住みたいという自分のエゴを天秤にかけたとき、自分のキャリアを取らざるを得なかった。

 

二年も住めばそれなりに自分が所属するコミュニティが形成され人間関係は深くなっていく。京都という土地柄からか東京に住んでいたころよりも人間関係は濃密なものであったと思う。それは京都という町がコンパクトで物理的な距離が小さいことが大きいかもしれない。実際人間関係が深い友人たちが住んでいるのは徒歩圏内だ。

 

自分が二年前に京都に来たとき、既存の人間関係をほとんど切り捨てた。別にLINEをブロックしたり番号を着信拒否したわけではない。ただ意図的に連絡することを控え徐々に築いた関係を希薄なものにしていった。それでも京都で新しい人間関係を築いたのは結局人間は他者との関係の中で規定されるからだと思う。

 

そんなことを考えていたら日付が変わっていた。今日は久しぶりの出社だ。コロナ禍が始まってからほとんどの社員が在宅勤務しているためオフィスはおそらく閑散としてるだろう。私はそんな静寂に包まれたオフィスで自分のデスクを片付ける予定だ。